牧家 チーズブランドサイト|Bocca

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牧家のこだわりについて

自然のままに
放牧飼育

牛が健康であるということ、それが良い乳製品作りの基本であると私たちは考えています。
そして食品を生産する者として、原材料の生産過程も大切にしたい。だから私たちの牧場は、年間を通して放牧を基本としています。牧場で暮らす牛たち約350頭(2021年8月現在)は、放牧地と搾乳施設のミルキングパーラーまでの往復だけでも1日に数万歩も歩きます。歩くことで健康にも繋がり、国内の平均的な乳牛に比べて、寿命も長いのです。また、雨による天然シャワーと、歩いて蹄が自然に削られて体と脚はとてもきれい。自由に生活している牛は、広々とした牧場で、ストレスがたまらない日々を送っているのです。

自然のままに放牧飼育

おいしい牧草を食べて

牛たちはいつも幸せそうに、とても美味しそうに牧草を食べてくれます。土壌によって、生育に適する牧草も異なります。牛たちが一番良い健康状態を保てるように、牧場スタッフ達はこまめに土壌や牧草の状態を見て牛を放牧する区域を変えていくのです。放牧地の草種は多種多様。イネ科がオーチャードを中心にチモシー、ペレニアルライグラスなど。マメ科が白クローバーを中心に、赤クローバーなど。 除草剤を使用していないので雑草も生えますが、牛たちは自分が食べたい草を気ままに選んで食べているので、Boccaの牛のほとんどがグルメになっていくのです。

おいしい野草を食べて

牧場の365日

牧場の365日

今日も朝日が昇り、日が暮れていく。
雨の日も風の日も。猛暑も過酷な冬も。
ただの1日も同じコンディションの日はありません。
牧場には365日の物語があります。

北海道・伊達市にある私たちの牧場は、伊達市郊外の小高い丘にあります。牧場の冬はとても寒いので、牛たちはこの季節に一時期、牛舎で生活することがあります。雪が少ない日は、散歩と日光浴をしてリフレッシュ。この時期の牛たちの食事は夏の間に収穫して貯蔵していた乾草や、ロールサイレージです。

牧場の365日 冬

厳しい冬を越して春が訪れると同時に、牧場にいつもの放牧風景が戻ってきます。嬉しそうに広々とした放牧地で幸せそうに過ごす牛たちを見ると、牧場スタッフにも笑顔の花が咲きます。またこの時期は、牧草が足りないことが多いので乾草やサイレージが牛たちの食事。おいしい牧草が伸びてくるまで、もう少し。

スプリングフラッシュ

5月のゴールデンウイークが明けた頃、牧草がぐんぐんと一気に伸びはじめる時期があります。気温も上がり始めるこの時期を、スプリング・フラッシュといいます。牧場全体が緑に包まれ、草の香りが広がる、心も踊ってしまうような時期。牛たちも、もちろん幸せそう。食べきれないほどに牧草が伸び始めるこの時期、冬の間の食事となる乾草にするために、毎日青草を収穫し1ロール350㎏の大きな牧草ロールを作るのです。 この時期の牧草は1番草。青空の日には、8ヘクタールほどの採草地に約200個の牧草ロールが並ぶ光景も見られます。

短い夏

短い夏

北海道の短い夏。牧場にも青い空と太陽が降り注ぐまぶしい季節です。牧場では、冬のために牧草(2番草)を生産する季節でもあります。また、さらに成長する牧草の栄養分も変化。夏草はカロチン含有量も増えるのでミルクは黄色みを帯びて、出来上がるチーズも黄色みが強くなるのです。

秋、そして冬へ

10月ごろまでは牧草を収穫しますが、晩秋になると青草がなくなるので、牛たちにとって乾草が大切な食事になります。グルメなBoccaの牛たちもこのサイクルを認識しているようで、乾草やサイレージをしっかりと食べてくれます。雪が降るまでは放牧地を散歩して1日を過ごす牛たちにも、冬支度の季節がやってきました。

秋、そして冬へ
アングラー種

アングラー種

日本で飼育しているのは、牧家だけの希少な品種の牛。ふるさとはドイツの最北端にあるアンゲルン地方。1993年の秋から飼育をスタートし、これまでの繁殖活動が認められ、2008年11月にはアングラー種を守っている組織「RSH」の特別会員として私たちの牧場が登録されました。牧場で暮らす牛の約7割がアングラー種です(2021年8月現在)。脂肪分とタンパク質が豊富なアングラー種は、生乳の味わいに深みがあります。Boccaの牛は、将来的にアングラー種100%の飼育を目指しています。

ホルスタイン種

ホルスタイン種

白黒模様でお馴染みのホルスタイン。ふるさとはオランダ北部からドイツ西北部です。生乳は濁りのない真っ白な色が特徴で、クセが少なく飲みやすい乳を多く出すため、生乳はもちろんチーズやプリンに加工されます。牧場で暮らす牛の約3割がホルスタイン種です(2021年8月現在)。

チーズの原料乳について

現在、Boccaチーズの原料は、自社牧場で暮らす牛たちの生乳以外に、伊達市近郊の酪農家さんの生乳も使用しています。地域ぐるみでより良い商品を作るための取り組みを行っています。

牧場長 若林 雅彦

牧場長

若林 雅彦

酪農を志したのは高校生のころ。ふるさとの京都を離れ、北海道へきてから約40年、牛と共に歩んできた。休日は、家庭菜園や海釣りを楽しむ。やはり自然と戯れることは性分のよう。

牛は牛らしく生きる、
それが本来の力になる

牛がストレスなく生活できる環境を作るのが私の役目。大事なことは、人間が牛をコントロールしない、ということです。なるべく自然に近い状態で暮らしてもらうことが、質の高い生乳を生み、ひいては人の健康へも繋がるからです。発情を待ち自然分娩にすることも、最も自然に近い方法によって本来の牛の力が発揮できると信じているから。
Boccaに入社した1993年は、ちょうどBoccaが国内で初めて15頭のアングラー種を飼育することになった年。アングラー種とはまもなく30年の付き合い、牧場で共に歩んできたということになります。そこで分かったのはアングラー種がホルスタイン種と比べると60%ほどの乳量だということ。経済面だけを見れば厳しい生産量となるものの、健康で暮らす牛たちは、国内の平均寿命よりも数年長く生きてくれます。そして、希少なアングラー種の健康な生乳が1頭につき1日約25㎏、年間約7,500kgを搾ることができるのだから、誇り高いのです。毎月のように仔牛が産まれ、順調にアングラー種の頭数も増えており、将来的にはBoccaの牧場がアングラー種をのみを飼育する日本唯一の牧場になれば嬉しいですね。
国内ではまだほとんど認知されていないアングラー種という希少な牛。この品種100%の牛乳、チーズ、ヨーグルト・・・などが生産できたら、こんなにワクワクすることはないですよ。これからも牛たちと共に生きていきます。

牛は牛らしく生きる、それが本来の力になる

牧場スタッフ

阿部 槙人

大学卒業後、牧家に入社。幼少の頃から動物が好き、というシンプルな夢を追い酪農の世界へ。休日は、牧場の近くで拾ったネコと遊ぶのが今の楽しみ。

牧場スタッフ 阿部 槙人

牧場スタッフ

阿部 槙人

大学卒業後、牧家に入社。幼少の頃から動物が好き、というシンプルな夢を追い酪農の世界へ。休日は、牧場の近くで拾ったネコと遊ぶのが今の楽しみ。

約10年前、酪農の知識がないままこの道へ進んだ際は、右も左もわからなかったけれど、今では牛の顔を見ただけで彼女たちの体調が分かるほどになりました。牛にも性格の違いや個性があるので世話をするのも面白いです。ただ、10年経っても全ての仕事を把握することは難しい。それは、牧場には同じ1日というものがないから。春夏秋冬を通じてようやくひとつの仕事を学ぶ感覚は、酪農ならではかもしれません。まだ学ぶことばかり。まずは1人で全ての仕事をできるようになることが目標です。